2023年6月30日(金)頃発売予定の『pioniX XXシリーズvol.1 呂庵×士欧』。
楽曲収録後の出演キャストコメントをお届け!
千葉:意外とinfinit0では歌わない曲だなっていうのが第一印象でした。
インフィニ(infinit0)でもかっこいい曲あるんですけど、かっこいい曲の中でも大人っぽい感じの雰囲気なものが多くて。
インフィニの曲はバラエティーに富んでいて、すごくしっとりしたバラード、ゆったりしたポップな感じのバラード、元気いっぱいのポップスっていう感じの曲もありましたが、こういうアイドルとかアニソンど真ん中! みたいな曲は今まで無かったと思うので、新鮮でした。
あとは、今回は士欧とふたりということで……気合が入りました(笑)。
今回は僕が先にレコーディングでしたが、ヨシキさんは歌がとてもお上手なので置いて行かれないように、食らいついていく気持ちで歌いました。
ライブでやるのが楽しそうな曲ですよね!
中島:デュエットとしてははじめてですけど、やっぱりニクス(pioniX)では一緒に歌っているからめちゃめちゃ新鮮で斬新だなという感覚ではなかったかな。
どっちかと言うと曲調が印象的でした。
帷でも、ニクスでもやったことのないアニメのオープニングのような、ウルトラマン(※)の主題歌のような(笑)。
ニチアサっぽい勢いのある感じは、確かに士欧と呂庵にしかできないなと思って歌いました。
逆に零さんと玄尉の曲とかは全然違うんだろうなと、ペアの印象で想像ができる、このシリーズがどうなっていくのかがわかる象徴的な曲になっているかなと思いました。
キラキラした感じはもちろん、オラオラしているというか、呂庵にはないものが出ていればいいかなと思います。
※「ウルトラマン」……TBS・円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ。
千葉:呂庵と士欧は、ユニット活動開始時の印象だと、愛が重め組と言うか……。
ドラマを重ねると、インフィニは零さんの方が拗らせているなとわかるので、今は印象が違いますが。
呂庵はひとりが寂しくて連絡をした零さんに手を差し伸べてもらって、士欧は玄尉の家に押しかけて、と、ユニット結成のきっかけになったふたりだと、僕は思っていて。
そんなふたりがこの「未完成Fighter」という曲を歌うのが、いちオタクの個人的な感想としてはとても感慨深いなと(笑)。
呂庵は特に、ベテランのアイドルが「未完成」であることを歌うことで、「まだまだ行くぞ! 負けないぞ!」と、若い帷のふたりに感化されてモチベーションが上がったんじゃないかなと思えてうれしかったです。
あとは歌詞! 1Aの歌詞の呂庵くんパートは、彼の起源を感じるような歌詞を割り当てられていて、最近のニクス(pioniX)CDではお兄さんになろうとしている印象が強かった呂庵くんが、ユニット結成当時を振り返るような歌詞を歌っているのがとてもエモいなと思います。
他にも、歌詞で「いつだって帰る場所がある」とか「時計の針なんてどうでもいい」とか……あと士欧が「弱さを知る度強くなれるから」って歌ってるところとか……話しはじめるとキリが無い曲だなと!
元気いっぱいで勢いがあるからノリで聴いちゃう曲かなと思うんですけど、歌詞に注目して聴くと、2つ3つ先の楽しみ方ができる曲なのではないかなと、意外と泣ける曲なんじゃないかなと思っています!
中島:全体的な印象は、元気だけどキンキンしすぎていないイメージ。
サビのなかでめちゃめちゃ盛り上がるんだけど、緩急がきちんとありますよね。
サビの士欧のソロの「弱さを知る度~」のところとかは、しっとりまではいかないけど何かを秘めているようなイメージで、というディレクションをもらったので……。
だから全部を出すんじゃなくて、押し引きがある感じが、勢いだけじゃない大人っぽさのある曲だと思います。
呂庵さんもね、先輩ですから……(呂庵は)来年30歳なので、いつまでもキャピキャピだけじゃないと思うので、そういうエッセンスも入っているんだなというのが印象的でした。
千葉:今回、みなさんの応援のお声が届きまして、ニクスの中で組み合わせを変えてデュエットソングが出ます!
実現したのは本当にみなさんがたくさん応援してくれたおかげだなと思っていて、ライブ(※)のときに発表ができたのもすごくうれしかったですし、こうやって収録ができたことも本当にうれしいです。
いつもいつも応援ありがとうございます。
また、新たな可能性を彼らは見せてしまったなと思っているので、これからもきっと成長していくことでしょう!
引き続き彼らを応援してそばで見守っていただければなと思います。
本当にいつもいつもありがとうございます!
中島:そういえば士欧としてはライブ(※)ぶりに歌いました。
そもそもこのシリーズが走りはじめるというのはライブで発表したので、ワクワク楽しみにしていました。
そんなシリーズの1発目の楽曲にふさわしい、XXシリーズの方向性がわかるような1曲になったと思います。
帷としてもinfinit0としてもpioniXとしても、できる音楽が全然違くて、まだまだ可能性があるなと思わせてくれるシリーズになっていると思いますので、楽しみにしていてください。
※「ライブ」……2022年10月開催<pioniX LIVE 2022「NIXLIVE」>。
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pioniX XXシリーズvol.1 呂庵×士欧
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