2022年2月25日(金)頃発売予定pioniX 「SEASONS」シリーズのラストを飾る第4弾「山眠る」。
楽曲収録後の出演キャストインタビューをお届け!

楽曲のご感想をお願いします!

田所:冬、というより「冬の終わり」みたいな曲ですよね。そしてがっつり「玄尉の、そして帷の曲だな」と感じました。
とはいえ、ゴリゴリのロックではなく、今までに無かったような、ピアノが綺麗で、帷の2人の気持ちがしっかり乗っている曲だと思います。
インフィニとしては、そんな2人を見守るような気持ちで歌わせていただきました。
千葉:「思ってたのと違う!」でした(笑)。これまでのSEASONSの曲はアップテンポのものが多かったので、
冬はきっとバリバリのバラードで来るのかと思っていたから、そのギャップに驚きました。
ドラマを聞いていただくとわかるのですが、玄尉のバックボーンを感じる綺麗なサウンドの曲ですね。
玄尉が自分のことを書いているようで、最後まで聴くと士欧のことなのでは……? と深読みできる歌詞もあって、僕としては「帷の曲だ!」という印象です。
玄尉が音楽に出会って、士欧に出会って、インフィニの2人と出会って……。
そんな中で玄尉自身が心を動かされたことを歌に込めているのかなと思っていて、その中でも士欧との関係性を強く描いているような気がして、
勝手にアツくなっていました(笑)。自分の中の呂庵くんはニコニコ……と見守っている感じでした。
中島:前CDシリーズ「Xtory」では「起承転結」の終わりがバラードだったしドラマも静かな感じだったので、
今回もエンディングっぽくなるのかなと思っていたら、激しいピアノロックで、玄尉が眠りから覚めようとしているような、勢いを感じました。
そして曲の難易度が上がっていますね(笑)。最先端を取り入れている感じで素敵な曲です!
住谷:今までとは違った流行りのサウンドで、玄尉の幅がどんどん広がっていきますね……!
物語にも出てくるピアノの旋律が綺麗で、それが冬の印象をより強めているような曲だなと思いました。
あとは、今回の曲は秋の「変身」と比べると、掛け合いというよりは歌割がシンプルにきっぱり分かれている曲。
CDとドラマのタイトルは「山眠る」ですが、楽曲としては、これから芽吹いていくようなイメージが浮かぶ楽曲です!

収録のご感想をお願いします!

田所:今回はスッと入れた気がしました……なんでだろう? 冬はこの1年の総括だから、というのもあるかも……? 
それに、今回は帷の2人にフィーチャーした曲ではありますが、インフィニにも通ずる出来事があるからこそ、振り返るみたいな気持ちで歌えたのかもしれません。
pioniXの4人として高め合った結果、2つのユニットとして確立できた、という締めくくりになったのかなと思います! 
今回は久しぶりに4人の中で最後の収録でした(笑)。最近最初のことが多かったので……。
他のメンバーが作ってくれた流れに乗って、色々チャレンジできたのではないかなと思います。
零は表面では大人しいですが、内には熱を秘めている人物で……士欧とちょっと似ているんだろうなと思っていて。
なので、今回は「切ない」ではなく、積もった感情をぶつけるような気持ちで歌ってみました。
千葉:いつも歌うときは、情景だったり、誰に向けて歌う曲なのか……みたいなことをイメージして歌うのですが、今回はばっちり玄尉の人生に思いを馳せて歌いました。
ポジティブにするかネガティブにするか……絶妙なイメージの中でのバランスをスタッフの皆さんと相談しながら。
落ちサビ前のところは、「玄尉にパスを出す感じ」とアドバイスをいただいて、とてもしっくりきたのが印象的でした。
インフィニの『Unrequited flowers』(infinit0 Drama vol.2「花」収録)を歌ったときに、「零さんに寄り添うように歌おう」と思ったのを思い出した収録でした。
とはいえ、今回は収録トップバッターだったので、他のメンバーがどうなっているかわからないのですが(笑)。
各メンバーの心情を感じながら聴いていただけるとうれしいです。
中島:士欧の音域的に実はちょっと低い曲なんですが、音が大きく上下するような曲ではないので、その分曲に気持ちを込めやすかったなと思います。
サビの最高音も地声でも歌えるけど、あえてファルセットにして皆で揃えてみたりして、サビに向かっての盛り上がりを作れたんじゃないかなと思います。
シリーズとしては冬担当曲ですが、そういった「次に向かっていく感じ」がどこか春も感じる曲ですね。
住谷:pioniXの楽曲は「玄尉らしくない」曲も多かったので、毎回、玄尉としてどうアプローチするか悩むことが多かったのですが、今回はスムーズに歌えた印象です! 
ドラマ収録も日程が近かったので、その気持ちもそのままにレコーディングに挑めたと思います。

聴きどころを教えてください!

田所:パッと聴いてすごいなと思ったのは、1番のサビ前の帷のパート。零はいないですが「綺麗~!!」となりました。
あとはサビですかね。メンバーがそれぞれの気持ちを込めて歌っているので、ひとりひとりの声に是非注目して聴いてみると楽しいかもしれません。
千葉:今回、インフィニは完全に「あとは若い2人で……」みたいな立ち位置なので(笑)。
そういった観点から、帷の2人がどうやってアプローチしていくかが個人的にとても楽しみです! 
あとは、SEASONSで「infinit0と帷」から「pioniX」になって、そして今回で「infinit0と帷」に改めて戻ったような気持ちで歌ったので、
是非そんなことを考えていたのかと思いながら聴いていただけると、また違った印象になるのではないかなと思います。
中島:Dメロで、玄尉に他のメンバーがかぶせていく箇所がめっちゃエモですね。間奏が終わって大サビに向かっていくところで、
ひとりだったかもしれない玄尉に、3人の声が乗っていくというストーリーも感じてもらえるんじゃないかなと思います。
住谷:SEASONSシリーズは毎回のことながら、Dメロですね! 季節担当のメンバーの見せどころが詰まっているので、是非注目していただきたいです。
玄尉と他のメンバーとの対話みたいなイメージで歌った箇所で、各メンバーがそこにどうやって入ってくるのか、僕も楽しみです!

最後にファンのみなさまにメッセージをどうぞ!

田所:とうとう1年が終わりましたね……! 本当にあっという間でした。次はどんな物語が待っているんでしょう……? 
ようやくこの1年を掛けて、ユニットとしてのまとまりができたのかなと。
春から聞き直してみたり、「Xtory」の「起承転結」からの変化を感じてみたり……色々な方法でpioniXの1年を楽しんでみてください。
これから4人に何が待っているのか、新しい人が来たり……零と士欧が喧嘩するかもしれない! 
何があるかわからないユニットですので、是非この後の展開も楽しみにお待ちください。
千葉:SEASONS完走ということで、ここまで応援していただいてありがとうございます! 
シリーズはここでいったん終了ですが、今後も色んな姿を見てみたいなと、一ファンとして思えるような、
新しいはじまりに向けた素敵な終わりを迎えられたんじゃないかなと思っております! 
応援いただいた分、僕達も、楽曲やドラマやその他色々で返していけたらと思っておりますので、引き続きpioniXを、そしてinifnit0と帷をよろしくお願いいたします!
中島:SEASONSのシリーズも今回で完結。「大人だって成長する」ということが今回のシリーズを通して大きく描かれていたと思います。
「山眠る」を経て春へ向かっていく、ユニットの今後が楽しみになる曲になっているので、これからも是非よろしくお願いします。
住谷:1年、あっという間だったな……と思いつつ、季節は巡るということで、SEASONSも繰り返しグルグル聴いていただけるとうれしいです。
そして、是非「その季節に聴きたい楽曲」として、春になったら「春風」を、夏は「Glare Down」を、秋には「変身」を、
そして冬には今回の楽曲を、是非思い出して聴いていただけたらと思います!



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